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No.18243 デンマーク コペンハーゲン アセイオフィス シルバー ピアストワーク シュガーシフター
長さ 16.1cm、ボール部分の直径 4.7cm、重さ 24g、柄の最大幅 1.7cm、1918年 コペンハーゲン アセイオフィス、8,800円

透かしのデザインが美しく、使わずに眺めているだけでも、綺麗だなあと感心できる、芸術品といえる銀と思います。

今から百年近く前の1918年に、デンマークのコペンハーゲンで作られたシルバー シフター スプーンです。 柄の裏面には『LYNGDAL』のメーカーズマークや、デンマーク製シルバーを示すステートマークである「コペンハーゲンのスリータワー」が刻印されています。

柄の裏面には、今から百年近く前の1919年3月19日の日付が彫ってあります。 

柄先に見えるシェル パターンもポイントです。 シェルパターンは、12世紀にスペインの聖地 St.ジェイムス オブ コンポステラへ向かう巡礼者たちが、彼の紋章であったシェルを身につけて旅したことから、クリスチャンシンボルとして、シェルが取り入れられていったのが始まりです。 15世紀以降はセラミックスやシルバーの分野で、このシェルモチーフが繰り返し取り上げられて今日に至っています。

製作者はデンマークのデザイナーで、Else. M. Lyngdalの作になります。 デザインから察するに、同時代に活躍したジョージ・ジャンセンと交流があったデザイナーさんなのだろうと思って見ております。

デンマーク コペンハーゲン アセイオフィス シルバー ピアストワーク シュガーシフター




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