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No. 18190 流線型フォルム スターリングシルバー バターナイフ
長さ 13.5cm、重さ 18g、ブレードの最大幅 1.8cm、柄の最大幅 1.3cm、柄の最大厚み 2.5mm、1946年 シェフィールド アセイオフィス、James Dixon & Son作、9,300円

小振りなバターナイフながら、銀に厚みがあって、手にした感じはしっかり重厚な印象です。 このしっかり感は18グラムという持ちはかりや、最大 2.5mmという柄の厚みに現れているように思います。

ブレード部分の流麗な流線型フォルムに惹かれました。 品のよいバターナイフと感じます。

メーカーは有名どころの銀工房で、James Dixon & Sonとなっています。 

柄の裏面には四つのブリティッシュ ホールマークが刻印されています。 写真三番目に見えるホールマークは順に、「James Dixon & Son」のメーカーズマーク、1946年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてシェフィールドアセイオフィスの王冠マークです。 

シルバースミスの「James Dixon & Son」は、1806年創業、家族的な経営で、職人さんの中には、親、子、孫…と5世代にもわたり、ここで銀製品を作り続けた方もいらしたようです。 シェフィールドで創業後、順調に発展し、1873年にはロンドン進出を果たしました。 1900年頃にはロンドンのお店は5つに増えていました、また1912年にはオーストラリアのシドニーにも支店を開いています。 1851年のロンドン万国博覧会には多くの作品を出品したとの記録が残っており、その後20世紀初頭にかけて、海外での展覧会にも出展し、パリ、メルボルン、ミラノ等で名声を博しました。 

銀工房は一般に、その創業がヴィクトリア期というケースが多いのですが、「James Dixon & Son」は創業1806年と、ジョージアンの時代にまで遡れる老舗シルバースミスで、評価の高いメーカーの一つと言ってよいでしょう。

流線型フォルム スターリングシルバー バターナイフ






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