英国 アンティーク 英吉利物屋 トップ(取り扱い一覧)へ 新着品物 一覧へ アンティーク情報記事 一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ

No. 18148 Hearty Greetings アンティーク ポストカード with King GeorgeX Half Penny Green切手
横の長さ 13.7cm、縦の長さ 8.7cm、1918年 英国製、一千五百円

ホースシューにバラの花デザインのバースデー グリーティングで、今から九十年前のアンティーク ポストカードになります。 使われている切手は King GeorgeX Half Penny Green切手で、消印は1918年5月9日です。 ちなみに、ジョージ五世は切手コレクターとしても有名です。 切手収集が「帝王の趣味」といわれるのはジョージ五世に由来します。

写真二番目をご覧いただくと、切手に描かれているのが英国王ジョージ五世のポートレートです。 ジョージ五世は1910年から1936年までの英国王で、その王妃がドールハウスでも有名なQueen Maryになります。 メアリー王妃はアンティークや刺繍が趣味の奥方でした。 

ホースシューはイギリスではグッドラックの意味があって人々に好まれます。 縁起のよさが好まれ、パブの看板に蹄鉄三つが描かれて、写真三番目のような「Three Horseshoes」なんていう名前のパブもありますので、「ホースシュー=幸運」の図式はイギリス人の暮らしに深く根ざしていることが分かります。

ついでながら、シャーロック・ホームズの『白銀号事件』を読んでいましたら、ホームズの「I think that I shall put this horseshoe into my pocket for luck.(このホースシューは幸運があるように、私が貰っておきましょう。)」という台詞に出会いました。 この探偵小説は1892年12月に発表されていますので、少なくともヴィクトリアンの頃には、「ホースシュー=グッドラック(幸運)」の連想があったことが分かります。 シャーロック・ホームズ シリーズには、アンティークなヴィクトリアンの暮らし向きが読み取れる場面が豊富なので、注意して読むと面白いようです。





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