英国 アンティーク 英吉利物屋 トップ(取り扱い一覧)へ 新着品物 一覧へ アンティーク情報記事 一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ

No. 16629 スターリングシルバー チャーム ブレスレット
ブレスレット一周の長さ 19.5cm、重さ 66g、鳥かごの高さ 2.0cm、二万七千円

銀がずっしり重たくて、チャームもそれぞれが重厚かつ立派、可愛らしい仕掛けチャームもあって、かなり点数の高いチャームブレスレットと思います。

それでは、チャームを一つずつ留め具から時計回りに見てみましょう。

1.柵を飛び越える競走馬
2.鳥かご&ラブバード:二羽のラブバードがキスしています。
3.象
4.長靴:蓋の開く仕掛けチャームで、開けてみると中には猫がいます。
5.カエル
6.立派な王冠
7.ロコモーティブ(蒸気機関車):こちらも写真二番目に見えるように、車体が開閉する仕掛けチャームになっています。 開けてみると、ちょっと読み難いですが文字が刻まれていて、「BON VOYAGE」(=よいご旅行を!)とあります。

船や蒸気機関車は旅をイメージさせるチャームであると同時に、特にロコモーティブはアンティークな時代の郷愁を誘い、イギリス人のお気に入りアイテムになっているようです。 英国を旅行すると、昔の時代の鉄道区間の一部が観光用に保存されて、そこに蒸気機関車が走っているのをしばしば見かけます。 さらには、英国の5ポンド紙幣には、産業革命時代に蒸気機関車を作ったスティーブンソンと初期ロコモーティブが描かれており、英国人にとってはやはり誇りであるのだと思います。

機関車というと、山下達郎の『ターナーの汽罐車』を思い出します。 「虹色のシャンペンを かたむける君の 見つめる絵はターナー おぼろげな汽罐車が走る 音も立てず」という歌詞にある機関車ですが、ロンドンのナショナル・ギャラリーに初めて行った時、お目当ての一つはこの絵でした。

実はこのおぼろげな機関車はグレート・ウェスタン鉄道です。

Rain, Steam, and Speed - The Great Western Railway
http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/joseph-mallord-william-turner-rain-steam-and-speed-the-great-western-railway

上のリンクを押していただくと、ナショナル・ギャラリーのサイトに行きますが、このターナーの絵、ちょっと写真映りが悪いようです。 実際の絵はもう少し黄色味が強かったように思いました。 手元にナショナル・ギャラリーの画集があったので確認したところ、やはりサイトの写真は少し暗い所で撮ったのか黄色味が薄い感じです。 ナショナル・ギャラリーのオフィシャルサイトでさえ、こういう状況というのも、まあ英国風ということでしょう。

スターリングシルバー チャーム ブレスレット

スターリングシルバー チャーム ブレスレット with ブリティッシュ ホールマーク

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