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No. 15499 花一輪 ハンドエングレービング スターリングシルバー ティースプーン
長さ 11.0cm、最大横幅 2.3cm、ボールの深さ 0.6cm、柄の最大幅 1.0cm、柄の最大厚み 2mm弱、重さ 12g、1934年 シェフィールド、四千円

いくつかあった品ですが、最後の一本になりましたので、写真を撮り直してみました。

花一輪のハンドエングレービングが可愛らしいスターリングシルバーのティースプーンです。 ちょっと見たところモダンな印象もありますが、ホールマークを読み取ると、作られたのは今から八十年近く前の1934年であると判読できます。 ヴィクトリアンほど古くはないものの、それでもゆうに四半世紀が三つ経過しているわけで、かなり古いシルバーウェアであることがお分かりいただけると思います。

もともとのセットでは、手彫りの花一輪はそれぞれ微妙に彫りが違っていて、手仕事の味わいと申しましょうか、人の温もりが感じられるところにも惹かれる銀のティースプーンと感じました。 お花の感じ、葉っぱの大きさ、また花から葉っぱまでの茎の長さも違いがあり、機械仕事ではない手仕事ならではの可愛らしさと感じます。

可愛らしいティースプーンですが、銀に厚みがあって、しっかり出来ているところは英国風です。 柄元に近いあたりで、銀の厚みは最大で2ミリ弱あります。 柄の先端に向かっては、左右両サイドにノッチ(切れ込み)構造の装飾が効いていて、アクセントになっています。

柄の裏面にはブリティッシュ ホールマークがしっかり刻印されているのもよいでしょう。 写真三番目に見えるホールマークは順にメーカーズマーク、1934年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてシェフィールド アセイオフィスの王冠マークになります。

花一輪 ハンドエングレービング スターリングシルバー ティースプーン




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