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No. 15142 ヴィクトリアン スターリングシルバー ブレッドフォーク with アイボリーハンドル
長さ 17.2cm、最大横幅 3.6cm、重さ 31g、1897年 シェフィールド、Millar Wilkinson作、一万八千円

ヴィクトリアンやエドワーディアン頃のディナーテーブルでは、ロールパンやスライスパンをサーブするのに優雅なブレッドフォークが使われていました。 テーブルエチケットの変遷につれて、今日の食卓ではブレッドフォークは使われなくなってしまったので、その意味でもまさにアンティークといえましょう。 

両面に施された手彫りのエングレービングは繊細かつ優美な仕上がりです。 四角っぽい円筒状アイボリーハンドルには1ミリ強の突起構造が付いていて、滑り止めになっており、持った感じの安心感があるのもポイントです。 色艶のよいアイボリーハンドルの美しさが楽しめるもよいでしょう。 

フォークの部分を構成する銀には厚みあって、重厚感があります ハンドルの接合部もしっかりしております。 今から百年以上前に作られたヴィクトリアン アンティークでありますが、全体を見渡してコンディションはかなりよい品です。

写真三番目に見える四つのブリティッシュ ホールマークは順に、シェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1897年のデートレター、そしてメーカーズマークになります。

今日では使われなくなった用途のアンティークというのは、話題性があって楽しいものです。 手元に置いて眺めているだけでも楽しく、美しいアンティークですが、パーティーの時などにオードブルサーバーとして使ってみたら楽しそうです。 こういったシルバーウェアは昔の時代に思いを馳せるに貴重で、アンティークシルバーの収集家にとってはコレクターアイテムとなっています。

このアンティークが作られた当時の時代背景については、英国アンティーク情報欄にあります「14. Still Victorian」の解説記事もご参考ください。

ヴィクトリアン スターリングシルバー ブレッドフォーク withアイボリーハンドル

裏面の様子



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